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【灰白】(はいじろ)
英名では霧のような白、フロスティホワイト。白に少し藍色みがあるのを藍白といって、白さをなくした色なので、「白殺し」の呼名も。 |
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【卯花色】(うのはないろ)
古くから日本各地に自生し、万葉集には24首も詠まれています。この花が陰暦4月ころ咲くことから、4月を「卯月」としたともいわれます。卯の花の色。 |
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【生成色】(きなりいろ)
自然のままの繊維の色で、黄みがかった白。漂白する前の絹糸の色は練色(ねりいろ)といいます。素色(もといろ)という言葉もあったようですが、漢字の「素」は「しろ」とも読み、「人工を加えない生地のまま」の意味があります。 |
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【鉛白】(えんばく)
「唐の土」ともよばれた塩基性炭酸鉛の顔料の白色です。かつては白粉(おしろい)に使われていましたが、毒性が強く、現在は使われていません。 |