季節の色 YELLOW

季節

七夕まつりは、星空に映える「天の川」をはさんで、旧暦の7月7日に牽牛星(ワシ座のアルタイル)と織女星(コト座のヴェガ)が1年に一度の再会を果たすという物語をもとに中国伝来の風習と日本古来の信仰とが結びついて行われるようになったまつりです。

七夕の笹飾りには短冊の他にもいろいろありますが、ひとつひとつにきちんと意味があるそうです。

☆短冊:学問上達や書道の上達
☆千羽鶴:家族の延命や長寿の願い
☆投網:豊漁や豊作を願った収穫の象徴
☆巾着:商売繁盛や富貴
☆くずかご:清潔と倹約の教えを尊重してくずかごも飾られます。 etc.

昨年、お隣のお宅の笹飾りに、「鼻が高くなりますように」という短冊がありました。いつも恥ずかしそうにお母さんの後ろから挨拶をしてくれる子供の顔を思い出して、ほんわかした気分になりました。
今年の笹飾りも気になります。
◆季節の色--------------------------------


【向日葵】(ひまわり)
ヒマワリは中央アメリカ原産の花。太陽を信仰したインカ帝国では太陽の化身として崇められていました。

【蒲公英】(たんぽぽ)
タンポポの花のような明るい黄色。タンポポは世界各地に自生し約2000種あります。

【山吹色 】(やまぶきいろ)
平安時代から色名として使われていた。中世にはその色が黄金色に似ていることから、「山吹色」という言葉が「大判、小判」をさすこともありました。

【黄蘗色】(きはだいろ)
キハダ(ミカン科キハダ属)で染めた強い黄色。黄色い樹皮は古代から染料のほか、薬として用いられ、整腸剤に用いられています。

*色はイメージです。

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