季節の色 GREEN


季節


夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘じゃないか あかねだすきにつげの笠
(童謡:茶摘みの歌)

立春から数えて88日目にあたる八十八夜。今年は、5月2日になります。
八十八夜に摘んだお茶の葉は上等とされ、昔からこの日に摘み採られたお茶を飲むと、一年間無病息災で元気に過ごせると言われています。

また、緑茶に含まれる「カテキン」は身体の老化や発ガン性物質生成の原因となる活性酸素を抑え、細菌ウィルスなどに対する抵抗力、整腸、解毒作用があり、注目されています。

食事中や食後の飲み物は緑茶に。そして毎日の習慣にしてみてはいかがですか?

◆季節の色--------------------------------


【萌木色】(もえぎいろ)
春の萌えでる木の葉のような色をさし、平安時代から用いられている黄緑の代表的な色名。

【柳色】(やなぎいろ)
柳の葉のような、少しくすんだ緑。万葉集の時代には柳の緑が生気を与えてくれるという信仰があり重宝された。

【若草色】(わかくさいろ)
春先に芽吹いた若い草の冴えた黄緑色。明治になってから生まれた色名。

【若竹色】(わかたけいろ)
実際の若竹の色よりやや青みの強い色。黄緑系や緑系の明るい色に「若」をつけくすんだ色に「老」をつけることが多く、老竹という色もある。

*色はイメージです。
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