サフラン祭り
「FIESTA DE LA
ROSA DEL AZAFRAN」
2004年10月 |
「ドン・キホーテ」の舞台ラ・マンチャ地方にある、コンスエグラという町は、12世紀のイスラム教の城壁や、風車で有名です。
コンスエグラの特産物には、スペイン料理に欠かせない「サフラン」や、「素焼きの壺」などがあります。
サフランというのは、クロッカスの花の雌しべのことで、料理の着色剤や香辛料としてパエリアなどに使用されるほか、薬用、染料としても使われています。
サフランの採集は、花の雌しべ部分だけなので、採取量もごく微少です。1gを採集するのに約1000本の雌しべが必要だとか!畑の「金」と言われるほど高価なもだそうです。
サフランの収穫期と重なる10月の最終日曜日には、収穫を祝う「サフラン祭り」が開催されます。花びらの摘み取り式、聖堂でのミサ、サフランの早摘み競争が行われます。
また、町の中心にある町役場広場ではラ・マンチャ地方の民族衣装をまとった地元の人による民族舞踊コンクールなどもあり、一層の盛り上がりを見せます。
そういえば、この東海地区にも志摩スペイン村「パルケエスパーニャ」がありますね。スペインの雰囲気をお手軽に味わえそうですね (^.^)
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