2020 年4 月に発出された1 度目の緊急事態宣言を受け、新型コロナの感染拡大を抑制するため一挙に導入が進んだテレワーク。それから約1 年を経た現在、「テレワークによって効率化が進んだ」といった前向きな声が聞こえる一方で、「テレワークで効率が下がった」「やはり当社にテレワークは向いてなかった」といった否定的な声も少なくない。コロナ収束後もテレワークを続けるべきか否か。テレワークがうまくいかない原因はどこにあるのか。多くの企業が抱えるテレワークに関する疑問について、この1 年の教訓をもとに答えを探っていこう。

株式会社ワイ・シー・シー　代表取締役社長 長坂 正彦 氏

1956年生まれ。韮崎高校卒、日本大学文理学部卒。1980年株式会社山梨計算センター（現株式会社ワイ・シー・シー）入社。2005年より現職。情報サービス産業協会（JISA） 副会長、山梨県情報通信業協会 副会長など情報技術関連の業界団体の要職や甲府商工会議所 副会頭を務める。

ベンガラ格子や石せきしゅうがわら州瓦に彩られた紅色の町並みが印象的な岡山県西部の吹ふきや屋ふるさと村。2020年6月に「『ジャパンレッド』発祥の地～弁べんがら柄と銅あかがねの町・備中吹屋～」として日本遺産に認定され、脚光を浴びている。そんな吹屋の歴史と魅力について、ふるさと村村長の戸田誠さんに尋ねた。