オープンソースソフトウェア（OSS）は広く普及しつつあるが、その適用基準が無いのが現状である。業務システムが使用している商用ソフトウェアからOSSへ移行を実施するためには「機能要件」に加え、「非機能要件」を満たす事が必要であるが、「非機能要件」の項目は漏れやすく調査する事が難しい。このため、非機能要件チェックリストを作成し、必要性の高い分野のOSSを選定し、検証した。その検証を通して、非機能要件チェックリストの有効性を確認した。