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いま街中で「フライヤー」が流行


   最近、街角のあちこちで「フライヤー」が目に付くようになりました。

   「フライヤー」といったからといって、もちろん「てんぷら揚げ機」や「揚げ物用の機械」ではありません。いわゆる「フリーペーパー」の類のことで、主に小冊子スタイルの無料情報誌を「イマ流」に呼ぶときの用語です。もともとの発祥はアメリカのようです。

   日本では、4〜5年前ぐらいから、主に渋谷や青山といった若者に人気の街角で登場し始めたのを記憶しています。渋谷の有名な輸入CDショップの店頭などでラックに置かれるようになって口コミで広まっていったようです。

   従来までの「フリーペーパー」とも似ていますが、とくに異なる点は、「ちょっとおしゃれ」「内容が凝っている」「(ものによって)クーポン類が充実している」などでしょうか。

   この「フライヤー」の影響力がいかにすごいかを物語る話として、最近大手のタウン情報誌のなかに一部廃刊や休刊の動きが出たことが挙げられます。一見、ゲリラ的な展開に見えた「フライヤー」が本家を喰ってしまった実例として興味深い事象でしょう。


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