13:30~ |
LS研究委員会 活動紹介 |
13:40~ |
LS研 2020年度研究分科会 入賞報告 |
優秀研究賞 |
「レガシーシステムの効率的な整理方法についての研究」
第一生命情報システム株式会社 経営企画部 チーフSE
松下 啓示 |
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講演概要
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が強く意識されているが、
DXが進まない原因の1つにレガシーシステムの存在がある。
しかし、老朽化・複雑化したレガシーシステムは問題点の洗い出しが難しく、見極めには観点が必要となる。
そこで本分科会では、システムの問題点を判断する為の観点を整理し、レガシー度を判定することができるツールを作成した。
また、明らかになった問題点を解消する為に、検討すべき対応案をガイドラインとしてまとめた。 |
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14:20~ |
優秀研究賞 |
「データ利活用のためのデータマネジメント技法の研究」
森ビル株式会社 営業本部オフィス事業部 オフィス営業2部
齊藤 空良 |
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講演概要
企業においてデータを利活用してビジネス目標を達成するために解消すべき課題として
「データマネジメントの成果に対するギャップ」および「利用するデータのアセスメントに関する課題」を取り上げた。
課題を解消し、期待通りの成果を出すためのサイクルとして「ODA(Optimized Data management Acceleration)メソドロジー」の確立を試み、
メソドロジーの実行に必要な情報やプロセスをまとめた「データ利活用整理シート」の作成および有用性・実用性の検証を行った。 |
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15:00~ |
優秀研究賞 |
「MSAを適用したサービス開発実践に基づくMSA選定・適用評価手法の研究」
株式会社トヨタシステムズ アドミニシステム部 調達G 主任
中村 隼 |
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講演概要
既存の社内システムは多くの問題を抱えており、この問題を解決する手段としてMSA導入が挙げられているが、
MSA導入は進んでいないのが現状である。この現状について理由を紐解き、この問題を解決するための仮説を立て、
実際のシステムに対して実験検証することで仮説の立証をおこなった。
MSA適用判断では、有識者に頼らずにMSA適用の可否を判断することが可能なチェックリストを作成した。 |
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15:40~ |
最優秀研究賞 |
「『システム運用要員』の新たなIT人材への転換についての研究」
都築電気株式会社 内部統制推進室 課長
須貝 貴美 |
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講演概要
IT人材不足が指摘されている一方で、新技術の活用によりシステム運用要員は今後余剰となることが予測されている。
変化の激しいビジネスシーンにおいて今後のITシステム開発はアジャイル開発で行うことが中心となり、
安定的なITサービスを提供し続けるためには開発部門と運用部門が一体化するDevOps体制を構築していくことが必要であると考えた。
本分科会では「アジャイル開発×DevOps体制」における次世代のシステム運用要員となる人材像を 調査・研究し必要なスキル転換の指針を提言する。 |
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