筆者はOJT期間中に、社内向けの教育管理システム構築プロジェクトに参画した。その中で3画面の詳細設計からシステムテストまでを担当した 。しかし1画面目を完了した時点で、生産性が低いという課題に直面した。
このままの進め方ではスケジュールの遅延が発生し、納期遵守が厳しいため、生産性向上に向けた筆者の働き方の改革が必要と判断した。
そこで、生産性が低下する原因分析を行い、「一日の作業タスクが明確になっていない」、「作業時間を正確に把握できていない」、「一人で悩む時間が多い」という3つの課題が洗い出された。
それら課題の対策として、「タスクの優先度付け」、「ツールを用いた作業時間の管理」、「チャットツールを活用したチームでのナレッジ共有」を筆者の働き方改革として取り組んだ。その結果、当初目標の生産性を達成することができた。本稿では、直面した課題の原因分析から働き方の改革を成功させるプロセスを述べる。
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