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論文詳細

イノベーションするJAは面で対応
~営農支援システムを有機的に結合~

鹿児島県農業協同組合中央会
論文要旨

 農家の高齢化と担い手不足は深刻で農業人口の減少が止まらない。TPPなど自由貿易による価格競争の懸念が担い手への心理的なブレーキとなっている。国内農業が強く生き残るためにもICTを活用した農業のイノベーションが重要である。
 農業を生業とするJAの営農指導員は中堅職員の離職が止まらず質の維持が課題となっている。評価される営農指導に向けて、足を運んで確認した農家の意見・要望を記録・共有する営農支援システムを開発中であり平成32年1月より試行検証を行う。
 個々のシステム機能を「点」で説明しているだけでは、今の仕事の進め方がベストと自負している営農指導員の心に響かない。業務の流れにICTを並べて改善すべき余地を気付かせる「線」での見せ方の工夫が必要である。JAのイノベーションには地域のくらしの向上という別の線も含めた「面」でシステムを企画立案したい。

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イノベーションするJAは面で対応 ~営農支援システムを有機的に結合~(PDF/1.8MB)

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