大同生命とそのシステム開発・運用を受託している当社では、営業活動・事務における業務革新の推進施策として、引受査定業務のさらなる高度化・効率化に取り組んでいる。中でも、生命保険申込の手続に要する日数の短縮(スピードアップ)によるお客さまへのサービス向上と事務の生産性向上が課題となっている。
課題の解決策として「健康診断書送付方法の改善(ハンディスキャナとイメージ伝送技術を活用)」「健康診断書のデータ変換・入力の自動化(非定型OCR技術を活用)」「告知方式の改善と医務査定の自動化(自動引受査定エンジンを導入)」の3施策を実施した。いずれも、人による作業や判断の負担を軽減するための取り組みである。
その結果、生命保険申込の手続に要する日数の短縮、手続の迅速化・手戻り防止、業務効率化および人材育成において効果があった。
今後も既存の事務・営業活動の課題分析を進め、継続的に「自動化」に取り組んでいく。
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