オフィスコンピュータ(オフコン)内のファイルをオープン系システムへオフコン側の負担を最小化し効率的に連携する仕組みを構築した。その概要や工夫点、成果を説明している。トナミ運輸株式会社は長年、サードパーティロジスティクス(3PL)を主力事業の一つとしている。倉庫管理システム(WMS)は常に業務効率化が要求される。WMSはオフコン利用での構築に始まり現在に至ってもその流れを継続させ対応している。最大の理由は3PL業務受注から業務開始までの期間が最長でも6ヶ月であり対応するためには既存システムを流用せざるを得ないことである。オープン系システムでWMSを構築してはいるが、どう確実に移行させるか大きな課題である。近い将来に予測されるオフコンの終息に備えオープン系システムでの置き換えが急務である。ある程度の期間の並行運用を想定した仕組みを構築する中で企業内情報システム部門の変革実現も視野にいれている。
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