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論文詳細

「基盤SE実践能力-作業工数把握能力」向上への取り組み
~スケジュール管理能力の向上へのプロセス~

富士通エフ・アイ・ピー株式会社
論文要旨

 基盤SE実践能力とはシステム基盤を構築する上で必要な7つの能力のことであり、作業標準適用能力、情報収集能力、ドキュメント作成能力などが含まれている。実際の業務の中で経験した失敗をきっかけに、筆者は基盤SE実践能力の中で作業工数把握能力に注目し、該当スキルの向上を重点的に取り組んでいる。OJT期間中に人材育成プログラムで使用されている基盤作業進捗管理シート及び自身が作成したPDCA表を活用することで作業工数把握能力を身につけ、スケジュール管理能力が向上できた。具体的には作業に対して把握した工数やボリュームを使用してスケジュールを立てることができ、作業の進捗や見通しを説明できるようになった。
 今後の人材育成プログラムにおいて、筆者は様々な現場を経験するため、コミュニケーション能力に注目して向上させることを目標としている。

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