富士通ユーザー研究団体 FUJITSUファミリ会 語りあう夢、きそいあう知恵 FUJITSUファミリ会トップへ
 

論文詳細

運用・保守業務の組織構築と作業改善

ジスインフォテクノ株式会社
論文要旨

 開発チームでは、開発案件と運用保守業務を掛け持ちしていたが、年々運用保守業務の負担が大きくなり、開発案件に専念できないことが問題となっていた。2005年の会社設立当初はシステム開発者が稼働後も運用保守業務をすることは効率的であった。年月が経ち、他人が開発したシステムの運用保守業務を担当することが多くなり、対応に時間がかかり、プロジェクトが遅延することが起きていた。運用保守管理者を新たに設置し、リーダーへの報告を円滑とするような新たな業務フローを定義した。利用者からの依頼内容の標準化、運用保守業務の作業工数を正しく入力することで、運用保守業務の作業状況を正確に把握できるようにした。その上で、日々の進捗確認における無駄を排除し、チーム全体で1ヶ月に50時間の工数を、10時間に削減した。問題発生を見える化し、一つずつの運用保守業務を短縮することができ、全体的な工数削減ができた。

全文PDFダウンロード(PDF/0.9MB)
(注)全文(PDF文章)を閲覧するためには、「FAMILY ROOM」のIDとパスワードが必要です。

<< 2017年度論文一覧