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論文詳細

社内SNSによるコミュニケーション活性化の取り組み

ジスインフォテクノ株式会社
論文要旨

 本論文では社内SNSの当社既存のコミュニケーションツールにおける位置づけ、および有効性を、当社試用の結果をもとに分析し報告する。社内SNSは当社が利用しているITツールでは難しかった多対多のコミュニケーションツールであり、相互に発信者となれる新しいツールである。社内SNSの試用にはMicrosoft社が提供する「Yammer」を使用し、試用期間は8月1日~9月12日、対象者は54名である。Tips投稿など、担当者の経験や見解をもとに作成した情報に対して関心が高く、これまでになかったコミュニケーションを生み出している。業務連絡のメールや、口頭で済んでいた部署内のコミュニケーションを社内SNSに置き換えるような利用はされていない。導入に当たっては操作に慣れさせる期間が必要であることもわかった。当社での社内SNS試用の分析結果を活かして日本ゼオン株式会社と共に新しいコミュニケーションのあり方を模索し、コミュニケーションツールの活用を進めていきたい。

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