当社では、クライアントデバイスとして、パソコンに加え、タブレットやシンクライアント環境も併用することで、情報漏えいを防止つつ、多様な働き方ができるように環境を整え、働き方変革を推進してきた。しかし、働く場所と業務内容によっては、利用するクライアントデバイスが最適ではなく、生産性の改善の余地があるケースが散見されてきた。
パソコンのリプレイスとWindows7サポート切れ対策を契機として、当社にとってのあるべきクライアント環境をあらためて見直し、社内のルールも変えることで、多様な働き方に対応でき、生産性が高いクライアント環境に大きく変更した。
本論文では、当社のあるべきクライアント環境の見直しポイントとその期待効果について述べる。
|