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論文詳細

CIツールの導入による開発生産性と品質の向上

東京海上日動システムズ株式会社
論文要旨

筆者は、エンジニアとして保険商品を扱う契約管理システムの内製開発を担当している。システム開発では手作業による定例的な作業が多く、人的ロードとコストが掛かる。筆者が担当するプロジェクトにおいても大量のプログラム資源反映、テスト環境サーバの再起動など、多くの手作業がある。手作業プロセスを自動化することで、ロード削減や人的ミスを防止できると考え、プロジェクトへの継続的インテグレーション(Continuous Integration、以下CIと略)ツールを導入した。この結果、開発生産性の向上と、環境セットアップにおける障害削減により、開発品質を向上することができた。また、ツールの導入は3年目以下の若手メンバー4人で、導入検討・サーバ調達・ジョブ構築・導入作業までのすべてを担当した。本稿では、自ら設計・開発・テストまで行うことで気付けた、CIツール導入における期待と効果、および導入時のポイントについて論ずる。

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