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論文詳細

ワークライフバランス実現に向けた支援とは
-育児・介護社員に関する課題及び施策の仮説立案から効果検証を踏まえて-

小林クリエイト株式会社
論文要旨

昨今の環境変化からワークライフバランスに関する機運が高まっている。当社においても育児・介護社員の増加が予測される中、自身の経験やヒアリングから、次の仮説を立てた。
・育児社員の成長やキャリア形成に関する課題があり、制度や運用面の支援が必要
・介護社員の実態が不透明であり、潜在介護社員を含む課題の可視化と支援が必要
様々な職場や環境の声を反映できるよう、部門横断・男女混合のメンバーからなるワークライフバランス推進委員会を発足した。全社員を対象にアンケートを実施し、育児社員、介護社員、管理職のセグメントで課題を可視化させた。抽出した課題に対する各施策を導入した結果、1年弱で離職率が改善された他、育児・介護社員のパフォーマンス向上、職場の意識改革に効果が表れている。 これらの仮説立案から効果検証までを論述するとともに、真のワークライフバランス実現に向けて会社として支援できることは何かを考察する。

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