富士通ユーザー研究団体 FUJITSUファミリ会 語りあう夢、きそいあう知恵 FUJITSUファミリ会トップへ
 

論文詳細

変化への即応性向上と障害管理の強化に向けたネットワーク自社運用管理体制の構築について

山崎製パン株式会社
論文要旨

当社はパンを中心とする食品製造業であり、システムの開発運用は自社システム部門で対応している。但しネットワークの運用管理は、社員のスキルと工数の不足により外部業者に委託してきた。近年、急速に社内各種システムのネットワーク依存度が高まるに連れ、より迅速で効率的な構成変更や障害管理が必要となった。社内ネットワーク網の強化刷新に合わせ、ネットワークの運用管理体制についても内製化を進める事にした。
最初に全国約145拠点の監視を、社内のシステム要員だけで24時間365日確実に運用保守するために、自社で監視システムを構築した。次に対象範囲を限定してネットワークの運用監視を社内で開始し、担当メンバーのネットワーク知識は急速に向上しつつある。今後は順次管理対象の範囲を拡大し、全面的なネットワーク運用の内製化をめざす。
ここではネットワークの運用監視を内製化したことで得られた具体的な成果について論じる。

全文PDFダウンロード(PDF/1.1MB)
(注)全文(PDF文章)を閲覧するためには、「FAMILY ROOM」のIDとパスワードが必要です。

<< 2016年度論文一覧