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論文詳細

マイグレーション開発(VB6→VB.Net)における品質確保と作業効率化への取り組みについて

富士通エフ・アイ・ピー株式会社
論文要旨

VB6.0にて開発されたシステム(C/S)を最新OSへ対応させるため、VB.NET(C/S)版へマイグレーションを行った。VB6版システムでは、最新OS対応不可(64bit環境)、開発言語・ツールのサポート終了(VB6)、マイナンバー制度対応不可(Unicodeサポート)によりシステムをリニューアルする必要があったためである。
短納期開発であったことと、開発規模が約1.2MStepであっため、品質・コスト・納期をどのように担保するかが課題であった。
解決法として、独自のマイグレーションツール(コンバートツール)を作成し、より多くのロジックを機械的にコンバートし手修正率を減らすことで品質担保と作業効率化を図った。
今後は、他プロジェクトのマイグレーション開発にて、今回の分析手法・開発手法のノウハウ活用に向けて情報を公開していくことが重要である。 本稿では、マイグレーションツールを使用した開発手法について述べる。

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