得意先様からの電話やFAXで在庫の数量についての問い合わせが営業所に集中し、業務を圧迫していた。
問い合わせを減らすために、在庫の数量を公開する得意先様向けの会員サイトを作成することになった。
スマートフォンが普及し、Webで様々なサービスを受けることが当たり前の時代、情報システム部に求められる内容やスキルも拡大してきている。
しかし、.NETを使用した自社向けのフォームアプリケーションの開発・保守をメインに行っている情報システム部には、大きな課題だ。解決のためにASP.NETMVCというフレームワークを使用し、開発の方法を大きく変えることなく、学習コストも抑えて課題を解決した。本稿では当社の事例を紹介するとともにWebアプリケーションへの移行の課題について考察する。
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