筆者は配属と同時にEDIサービス事業部の TradeFront というサービスの運用業務に携わるチームに入った。
TradeFrontとは、小売業と卸業の間に入って、お客様間の
データのやりとりを支えるサービスである。
この一年間はUnix系のシェルスクリプトの改修を担当する機会が多く、その中でも
特に高負荷となったプロセスを検知する監視スクリプトの作成での経験が、本稿のテ
ーマとなった改善活動を始めるきっかけになった。
シェルスクリプトでのトラブルを繰り返さない為に、EDI事業部として「コーディング規約」を作成して、規約に沿って作成されていないシェルスクリプトがサービスに導入されないような体制をつくりたいと考えた。
本稿では改善活動の詳細とそこで工夫した点・苦労した点を述べる。
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