自社の基幹系システムを約7年かけて、メインフレームからオープンシステムに切替えた。
しかしこの再構築によって、本当にステークホルダーの満足度を高めることができたのか、システムを稼働させることがシステム開発部門の目的になってしまっているのではないかという疑問が浮かんだ。
これをきっかけに若手社員にてシステム開発部門としてのあるべき姿をあらためて考え、「ステークホルダーに満足感を与えられる」、「生産性の高いシステム開発ができる」、「適切なコスト管理ができる」の三つをシステム開発部門のあるべき姿とした。
システム開発課部門メンバーが意識せずともあるべき姿が実現できる手法を追及し具体的な対策を講じた結果、新入社員でもベテラン社員と同じようにあるべき姿に到達することができた。
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