オンプレミスで運用されていたメールサーバを、クラウドのメールシステムに移行するプロジェクトについて論ずる。
いつの間にか社内で広く利用されていたメールサーバを、サービスを停めることなく移行するために調査と運用検討を重ねる必要があった。
メール機能の一部を社内にリレーサーバとして残したり、複雑な設定申請を一般社員に公開する工夫をして、計画通りに全社移行を実施することができた。
これによって、社内メールサーバの運用管理から解放され、高可用性を得ることができた。
またメールデータをセキュアなクラウドに持つことによって、パソコン更新時のデータ移行や、モバイル環境からの利用が容易になった。
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