日系企業のベトナム進出は増加傾向であり、日本ハムグループも2011年に海外の基盤強化を目指しベトナムへ進出した。
その2年後に今後の事業拡大を目指したシステム導入プロジェクトが立ち上がり、そのメンバーとして参画した。
ほぼ初めての海外へのシステム導入という中で、数多くのトラブルやスケジュール見直しが発生したが、最終的には無事に本番を迎えることができた。
本論文では、プロジェクトを成功に導くことができた方法や意識した点などに加え、ベトナムへのシステム導入プロジェクトが成功したポイントとその効果について述べる。
今後も日系企業の海外進出は増加が見込まれ、それに伴う海外へのシステム導入も増えると予想される。
本論文が、海外でのシステム化計画をされている関係者の方々への一助となれば幸いである。
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