富士通エフ・アイ・ピー(株)はシステムの企画から設計、開発、保守、運用まで、ライフサイクル全般を支援するICTサービス業を展開している。
筆者は入社1年目に担当顧客のシステム開発に取り組み、外部設計(ユーザーインタフェース設計)からプログラミング、システムテストまでを一貫して担当した。
本論文では、筆者が携わった開発業務の中で特に外部設計工程に焦点を当て、外部設計を通して学んだ顧客意識の重要性について論じる。
外部設計工程における顧客からの指摘事項を分析することで、自分の設計の問題点に気付き、顧客目線で考えることが最も重要であるということを学んだ。
今後は外部設計の品質向上を目指すとともに、この教訓を別の開発業務や運用業務にも生かしていきたいと考えている。
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