近年、組合員や地域住民の高齢化や人口減少という地域経済の縮小により、JAの事業取扱高、事業総利益、出資金の減少が懸念されている。
それに伴い、システム投資にかける費用は減少し、SI商談だけでなく、保守運用の確保も厳しい状況である。
そのような状況の中、いかにしてお客様に付加価値を提供し続けるかが課題であった。
その課題を解決するために「今後ビジネスをどう展開していくのか」という当社起点ではなく、「お客様の事業基盤をどう強くするか」というお客様起点でアプローチを図り、超上流工程からサービスインまで一貫して取り組んだ。
結果、JAグループで全国初となる事業横断的な新事業を成功させ、お客様とこれまで以上の強固なパートナーシップを構築できた。
今回、「お客様起点」の取り組みによって得たノウハウは、一人一人が意識し、継続して実践することで、ビジネス拡大に大きく寄与するものであると考える。
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