一般にパッケージシステムとは導入が簡単で、安く、早くできると考えられている。
筆者は、銀行向けの海外パッケージの導入に複数関わった経験がある。
その経験より、銀行海外パッケージ導入は安く、早く、簡単にできなかった事例を述べる。
パッケージシステムで複雑な銀行業務を実現するためには、パラメータの設定やカスタマイズが必要になる。
また、パッケージ機能の詳細な確認やシステム基盤面での確認も必要である。
また、海外の銀行業務パッケージ導入でうまく導入できた事例についても紹介する。
これらの事例を振り返り、筆者の反省をもとに海外のパッケージ導入に対するチェックポイントを述べる。
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