社内のコミュニケーションの活性化は、社員のモチベーションのアップ、様々な業務改善、企業価値の向上等に好影響を与える。
しかし、企業規模が大きくなるほどコミュニケーションはとりにくくなっていく。
こういった問題を解決するためにIT技術を利用したコミュニケーションツールを安直に導入しがちだが、日本企業において、それが定着し効果を発揮することはとても少ないと言える。
そんな中、コミュニケーションの活性化に成功している企業を分析し、社員が言える場、社員の声を聴く場を醸成するためのITツールを活用した仕組みを提案する。
その仕組みの中でIT部門をコミュニケーション活性化の補佐をするとともに、そこからくみ取れる有益な声を、改善や新規の企画に結び付ける役割と位置付ける。
そのための人材育成方法として、従来のIT部門には求められなかったファシリテーションやコーチングといったスキルが必要と提案する。
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