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情報システムの開発・運用では、多様な新しいＩＴスキルが必要になるとともに、これらスキルを保有する人材の確保が必要になる。
この為、プロジェクト推進に必要な役割とそれらに合わせた新しいＩＴスキルを持つ人材の育成が必要不可欠のものとなってくる。
今後、新しいＩＴスキルの習得を会社の資産としてより効率的かつ有効に行い、確実に実務へ反映させていくことが重要と捉えている。
当社において、今まで資格取得や各種研修に対し、各制度を設けて手厚くサポートしてきたが、それがどのように実務に反映したか、またそれにより個人のスキル保有度がどれくらい向上したかを明確に判断する手段を探っていた。
本論文では、これらの課題に対し構築した当社の新制度を中心に紹介する。
新制度では『新しいＩＴスキルの習得』に特化し、スキルの保有度をポイント化することで「見える化」を図った。
新制度の構築に至る経緯、制度の内容、制度を運用していく上で構築したスキル保有計測システムについてその内容と可能性について論述する。
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