四国総合研究所では、各方面でのコスト削減を検討する中で、固定電話、携帯電話、インターネット、コピー・FAX・プリンタ関係の情報通信システムに関して、利用者の利便性を維持しつつコスト削減を目指して、再構築を実施した。
これまで電話やコピーは総務部門、インターネットやコンピュータはシステム部門と別々に考えていたが、これらを関連する一体の情報通信システムとして捉え、機能・コスト面での全社最適化を検討した。
利用実態や情報通信機器・サービスの調査・分析から、IP電話の活用、通信回線の共用化、自社システムからクラウドサービスへの変更、端末機器の分散化等を行い、業務に必要な機能と利便性を維持あるいは向上させたシステムに再構築した。
約半年間余り運用した結果、関係する情報通信費用年間29百万円を半減し、約15百万円のコスト削減が実現した。
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