2010年4月に入社。情報システム部へ配属となった。その後、様々な壁を与えられ都度なんとか乗り越えてきた。それはどの業種、どの部門においても会社人としては当然のことだろう。だが、私に与えられた壁は若手社員にとって、かなりハードルの高いものだった。何度もよじ登っては転落し、満身創痍の中、何とか乗り越えてきたというのが実感である。一方で、こうした経験によって得られたものは非常に多かったことも事実である。損害保険業務の流れとシステムの関わり、プロジェクトにおける各工程の意義、ユーザーと密な連携をとることの重要性などだ。
新人として配属された後から現在までに、習得してきたユーザー系SEとしての知識や考え方について、私の乗り越えた壁を通して論じる。
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