JX日鉱日石インフォテクノ(株)は、JXグループのIT機能会社として、開発・保守・運用を通じてシームレスなサービス提供を行う役割を担っている。
JXグループでは、石油需要の減少が見込まれる中、経営効率化を目指しており、当社もITの側面からJXグループの業務効率化の一翼を担っている。
IT機能会社がグループに継続して価値のあるサービスを提供するためには、適切なタイミングでの改造(保守)が必要であるが、上流工程への参画など求められる業務が広がる一方で、相対的に人手不足の状態となっている。
筆者は、この状況を乗り切るために、年間スケジュールの策定を行い、社員だけではなく協力会社との効果的・効率的な「協働」体制の確立に着目して、取り組みを試行してみた。
本稿では、筆者の係わったプロジェクトを基に体制確立のあり方をテーマとして、考察を行う。
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