富士通ユーザー研究団体 FUJITSUファミリ会 語りあう夢、きそいあう知恵 FUJITSUファミリ会トップへ
 

論文詳細

品質管理活動を設計する

SETソフトウェア(株)
論文要旨

SIプロジェクトにおける品質管理の議論の主なものはレビューとテストに終始している。レビューやテストはもちろん品質活動として重要である。しかしプロジェクトが生み出す製品の品質を本質的に向上させる活動は、クロスビーが品質は工程で作り込むと言った通りに、適切に要件定義を作り、適切に設計を行い、適切にプログラムを作ることである。
本論文では基本設計フェーズを対象に、品質管理の面からどんな活動が製品の品質に寄与するかを検討してみる。その中には伝統的なレビューはもちろん含まれるが、中心のアイデアは設計思考の流れを捉えて設計工程をより小さなステップに分解して思考の流れを整えること、それぞれのステップで設計者の思考を支援することが高品質を達成する中心的品質活動であることを提案する。

全文PDFダウンロード(PDF文章/453KB)
(注)全文(PDF文章)を閲覧するためには、「FAMILY ROOM」のIDとパスワードが必要です。

<< 2012年度論文一覧