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当社のホスト運用における帳票コストが高止まりしている。
世間では帳票削減の取り組みとして、電子帳票導入の成功事例が報告されている。我々は帳票を電子化する前に、業務改革視点で帳票の必要性を見直すことに重点を置きアプローチを行った。見直しにより帳票全体の97％を削減できた。継続運用となる真に必要な3％の帳票についても、帳票出力環境の構成を見直すことでコスト削減を図ると共に、出力環境の安全性を維持できる構成を構築した。業務改革視点で取り組んだ結果、コスト削減効果としては、取り組み前のコストに比較し81％削減した。
更に帳票運用においては、従来の外部委託からグループ企業内の障碍者雇用会社へ変更することで、障碍者の働く機会を増やすことに貢献できた。今後の課題としては、残る3％の帳票について、新たに構築した帳票出力環境のハードサポートが終了する5年後までに、帳票ゼロを達成できる計画を考え実現していく。
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