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論文詳細

巨大バッチ処理の処理時間半減を目指して

富士通エフ・アイ・ピー(株)
論文要旨

大学受験生が受験する模擬試験や、毎年1月に実施されるセンター試験。その試験結果・志望動向・志望校別の成績・評価などを集計・分析し、受験者に返却するシステムを当社が開発・保守・運用を行っている。
以前ホストで提供していたこのシステムをオープンシステムにて再構築し、2010年度より運用が開始された。それぞれに性能が要求される毎年100回以上行われる模試処理の中でも、特にセンター試験の結果分析は即時性が強く早期返却が必須要件となっている。約40万人の受験生の膨大なデータを集計・分析するこの巨大バッチ処理に、再構築後運用初年度である2010年度は34時間の処理時間を要した。
これを改善すべく原因分析・性能改善を実施し、2011年度には18.3時間にまで短縮を実現。その過程・実現方式などを紹介する。

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