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12/03/13 更新
 

論文詳細

新システム基盤への仮想サーバ採用による導入・保守費用削減について

株式会社ケイ・オプティコム
論文要旨

当社においては、会社合併と新規サービス展開の繰り返しにより、社内システムが乱立・複雑化しており、ユーザの業務オペレーション複雑化や、システム改修費用ならびにシステム改修期間の増加、システム運用の属人化といった問題が表面化しつつある。このままでは、業務効率の低下と新サービス展開の費用・期間の更なる増大を招き、市場競争に対応できない状況に陥る可能性があるため、現行の社内システムを統合・再構築し、業務効率化とシステム開発運用費用の削減を図ることが重要課題となっている。
現在、当社では社内31台のサーバと13のシステムを統合するプロジェクトが進行中である。
本論文では、当該プロジェクトの第一歩として、新システムの基盤へ仮想サーバを採用する検討と効果について論じる。検討の結果、仮想サーバ採用により未採用時と比べ、HW・MW・OSの初期導入費、運用保守費を大幅に削減できた。また、仮想サーバのデメリットである障害時のシステムダウンタイムを、仮想サーバ未導採用時と同等以下に抑えることが期待できる。

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