本校では、教科書販売のシステムをオラクルのデータベースと連携する形式で4GLの開発ツールで構築していたが、2006年の基幹業務システムの導入に伴い、システムを再構築する必要が出てきた。これまでと同じ開発ツールで再構築することを検討したが、ランタイムの更新費用や運用コストを考慮すると、費用対効果が得られないことが判明する。検討を重ねた結果、ユーザインターフェイスの構築に難点があるもののAjaxを利用したウェブアプリケーションとして開発することに決定した。
開発では、使い勝手を従来のアプリケーションに近付けるとともに、これまでのシステムの問題点を解決することも手掛けたのである。構築から4年間運用してきているが、トラブルなく効果的な運用が行えている。
ウェブアプリケーションでもAjaxを利用することで多様な業務アプリケーションの構築が可能であることが、明確になった。
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