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12/03/13 更新
 

論文詳細

ブロードバンドワイヤレスアクセスシステムの設計手法の確立について

富士通ネットワークソリューションズ株式会社
論文要旨

e-Japanにはじまり、e-JapanⅡ、u-Japanと、日本はIT化政策を強力に推進してきた。その結果、全国的にブロードバンドインフラが急速に整備されたが、まだわずかながら、インフラ未整備の地域が残されている。
当社では、ブロードバンド環境が未整備となっている条件不利地域向けのインフラとして、5GHz帯無線アクセスシステムが有効に活用できると考え、ラボ及びフィールド環境での検証を重ね、これらの実測データを分析することにより、当社独自の回線設計手法を確立した。
特に海上を伝搬する無線回線は、マルチパスフェージングの影響を受けやすいので、無線回線の冗長化、マルチパスを避けるアンテナの調整等、回線品質を安定させるための設計ノウハウが重要となる。本稿では、これらの回線設計手法と、海上伝搬環境下における回線品質安定化の効果について述べる。

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