当社は今までホスト運用にあたり、特別な有償ツール等を購入、利用していなかった為、日常業務終了後の夜間処理が終了し、ホストの電源が切れるまで有人によるホスト監視が必要であった。
もし、夜間処理でJOBが異常終了したままシステムクローズをし、各種VSAMファイル創製失敗等のトラブルであれば確実に翌日のオンライン業務に影響が出てしまうからである。また、有人によるホスト監視はホスト稼動時間と平行し必然的に勤務時間超過を招き勤務体系に不都合が生じる。
その為、ホスト有人監視をなんとか無人で行えないものか、また有事の際には即刻ホストの状態が判る様に出来ないものか?と試行錯誤の結果、夜間処理の結果を携帯電話のメールにて判断する事が可能となった。
また、有事の際には携帯電話からホストを遠隔操作して、単純な異常であれば社外から復旧が可能となった。これらの事由により運用者は定時で帰宅できるようになった。
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