当社では、企業各社間でデータ交換を行うことを目的としたEDIサービスを提供している。
しかし、使用しているEDIシステムは二系統存在し、二重にメンテナンスを行っている状態であるのに加え、それぞれのシステムは設置後約5年が経過し、設備の老朽化が進行する反面、年々処理件数が増加しており、安定したEDIサービスが継続できる必要が求められていた。一方で、今後のEDIサービスを拡充させていく上で、非対応であったWeb形式やXMLベースのEDIなどの新しい形式のEDIサービスへの対応も迫られていた。
今回、二系統あるシステムを統合するとともに、新EDIサービス基盤を構築することを目的として、富士通株式会社が提供するEDIパッケージであるProcureMARTを用いたEDIシステムの再構築事例について、移行計画とその移行ステップを中心に紹介する。
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