病院情報システムである「オーダリング/電子カルテシステム」では、新規の開発ではなく、パッケージシステムを適用する形でのシステム導入が主流となっている。
パッケージシステムの適用を行うことで、導入作業期間の短縮や業務の標準化を図ることができるが、その一方で、ユーザ独自のカスタマイズ要件が常に発生してきていた。
本文ではパッケージシステム導入によるメリット・デメリットについて述べるとともに、より一層の低コスト化と高品質なシステム提供を目指して、カスタマイズを行うことなくシステムを導入する手法について述べる。
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