社内クラブ(山岳部)用コミュニケーションデータベースは、社内インフラ上のシステム(IBM ノーツ/ドミノ)に構築されており、社外の会員(定年退職者)や同じリコーグループ系列会社の会員には参照ができず、ご迷惑をかけている。
これを補完するため、インターネット上にコミュニケーションサイトを構築し、認証された会員にコンテンツを提供する仕組みを構築する。
ベースとするのは、オープンソースのコンテンツマネジメントシステムで、一般的なホスティング環境でも動作し、更新作業が簡単なものを選んだ。
弊害となっていたメールでのイベント参加申込、大容量化するデジタルカメラ画像のスマートなリサイズとサムネイル作成などが自動化され、RSS・GoogleMAPSなどのWeb2.0技術の適用から、内外のリソースをシームレスに取り込み、IT企業のコミュニケーションサイトらしいサイトに仕上げたいという思いを基に着手した。
結果として、現時点で有効に利用されるようになり、利用者の評判も上々であると認識している。今回利用した主要プラットフォームはすべてオープンソースソフトウェアであるが、利用するユーザ側にある程度のスキルと応用力があれば、商用ベースのものと遜色ない期待値が得られる事が確認できた。
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