これまでインターネットを利用するにあたり,利用する部署あるいは個人ごとにインターネット接続専用PCを設置し,INS回線を増設,プロバイダとの個別契約を行ってきた.インターネットの普及とともに,利用機会,利用希望者の増加が著しくなったため,インターネット接続専用PCの設置による必要経費の増加,ウイルス対策の対応状況のばらつきなどが問題となっている.
今回,企業内ネットワークを経由してインターネット接続を行うことにより,接続PCの増加に伴う経費の増大,統一されたウイルス対策状況の実現,ユーザーの利便性の向上を図ることとした.
ネットワークを利用した接続によって,利用者の増加にともなう費用の増大の回避,ユーザーの利便性の向上,PCの設置スペースの削減が実現された.今後の課題として,ネットワークトラフィックの増加への対応,利用状況の制限・監視などがあげられる.
|