2003年4月に新日本石油と富士通の合弁会社として設立された.親会社に対する低廉で良質のITサービス提供を目指しており,その目標を早期に確実に実現するためには人材の育成が急務であると考え,会社発足と同時に人材育成プログラムの構築に着手した.
当初の内容は2004年10月に応募させていただき,いたきその内容についていくつかの質問も頂いた.現在も紆余曲折しながら,人“財”育成プログラムとしての整備を継続している.その現状をお知らせするとともに,皆様から忌憚のないご意見を伺い,次のステップに進めて行くべく,再び応募させていただくことにした.
今回は,(1)当社社員のスキルの可視化,(2)当社版スキルスタンダードの設定,(3)スキルアップを支援するための能力開発メニューの整備,(4)個人別の保有スキルとスキルスタンダードのフィットギャップ分析,(5)分析に基づく個人別育成計画の作成とフォロー,(6)評価の重視とポイント化を主に述べてみたい.また,悪戦苦闘しながら推進している現状と今後に向けての思いも併せて述べてみたい.
|