当社は,「街角ロボット」という名称でユビキタス社会における新しい社会インフラという観点から,市街地,住宅地などの街角にロボット化(ICタグ,防犯カメラ,センシングネットワーク等の機能を有した)した自販機を配置することで,街の安全・安心や快適性(各種サービス)を住民や来訪者に提供することを提案してきた.
本論文では,上記コンセプトに基づき製作した街角ロボットのプロトタイプのデモンストレーション内容と評価結果,および実際のフィールドで行った街角見守り機能の実証実験の内容と評価結果から実用化に向けた課題をまとめた.また,継続検討中の実用化に向けた取り組みについて説明する.
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