導入事例 PersonalBLD
アットホーム株式会社様
「開発キット」により、ファクトシート(不動産物件案内図面)作成システムを構築した事例です。
[2005年 掲載]
| 導入事例キーワード | ||
|---|---|---|
| 業種: | 不動産 | |
| ソリューション: | PLMソリューション |
|
| 製品: | PersonalBLD |
|
アットホーム株式会社様では主に、5万6千店の会員不動産会社に対して、 間取図や案内図が盛り込まれたファクトシート(物件案内図面)を配布しています。エンドユーザに対しては、賃貸住宅情報誌「週間マイルームガイド」を発行。また、オンラインサービスとして不動産総合情報ウェブ 「at home web」を公開しています。
アットホーム株式会社様でのPersonalBLDをベースとしたシステムの開発の事例が 雑誌 『建築CAD&ハードソフト情報』(経済企画社)に掲載されました。以下は記事を要約して、ご紹介しています。
従来の製作システムの問題点と建築CAD導入の経緯
近年、不動産業界でも、他業界と同じく厳しい時代となっています。お客様のニーズも多様化しており、いかに早く正確にクオリティーの高い情報を提供できるかが強く求められる時代になっています。それらをより充実させるために、いかに作業効率を上げるかが課題となっており、現在の作業において 以下のような大きな問題点がありました。
- 作図作業において作成者や各製作会社によってデータの互換性がなく、統一したデータを共有できない。
- プロセスが異なるので、品質にばらつきがでてしまう。
- 切り張り等で製作していると人為的ミスも多くなり、時間、労力の面でも非効率的になってしまう。
これらの問題を解消し、作業効率のアップを計るため、建築CADを作業の中心に据えた自社開発のファクトシート 作成システムの開発が急務という結論になりました。そして多くの市販されているCADソフトの中から機能・操作性・価格・サポートなどさまざまなポイントを検討した 結果、ベースとして富士通の「Personal BLD」の採用を決定しました。
PersonalBLDの導入に至る特徴と効果
「Personal BLD」の採用に到った主な特徴は以下の通りです。
- Windows対応
従来のCADは独自のGUIを持ち、操作が難しくオペレーターの育成にも時間がかかっていた。 しかし、「Personal BLD」はワープロや表計算ソフトの操作知識があれば、短期間で使いこなす事ができる。 また、線や文字、図形の移動変更等のデータの修正も短時間に行える。
- インターネットを使ったデータのやりとりが可能
現在は作成シートを手渡しで受け取り、加工したものを製作会社に渡しているが、将来はメール等で受け渡しが 可能になり、チェックや変更がスムーズに行えるようになる。
- 一週間程度の教育で容易にカスタマイズが可能
「Personal BLD」は一週間程度の教育を受ければ、容易にカスタマイズが可能な機能を豊富に持っている。これにより当社独自のファクトシート作成システム が構築可能である。
- サポート体制の充実
CADの知識が乏しくても、建築設計の業務知識をもつサポートセンターが設置されている。また、富士通に専任技術サポート担当がおり、システムを開発する上で技術的なアドバイスを得る事ができる。
- その他
BMP,JPEG,メタファイル形式の写真やテキスト等を取り込め、フルカラーで図面に色づけできる。
今後の取り組み
このファクトシート作成システムでファクトシートを作成し始めて間もない為、手作業や他のソフトを併用しています。まだまだ懸案している問題点もあり、模索している段階です。現在は、富士通や制作会社とプロジェクトを組み、社内、制作会社間での実用化に向け取り組んでいます。まずは、ユーザーを第一に考え、効率を上げることはもちろんのこと、さらにスピーディーにより正確な 情報を提供できるようにしていきたいと思っております。
Personal BLDによるファクトシート作成の流れ
(1)下絵の取り込み
原稿をスキャンして、下絵として取り込みます。
(2)作成過程
グリッドを使い、下絵をなぞりながら作図します。
(3)間取図完成
間取図をファクトシートに取り込みます。
(4)完成例
ファクトシート完成の一例です。



