化学
化学業界の環境変化と課題
90年代後半を中心とした企業合併、事業統合の流れが一段落した後、中国における産業の急速な立ち上がりから輸出の増大、国内景気の回復による需要増加により経営環境の改善が進んでいます。また、研究開発投資による機能材料等の高付加価値商品の比率増大や、海外生産の展開により、収益力の強化が進んでいます。しかしながら、原油の高騰により、石油化学工業においては、原料のナフサのコスト負担が高く、無機化学工業においても原材料、エネルギーコストの上昇が見込まれ、製品別収益管理が重要となっています。
大手企業では、ERPパッケージSAPが高い比率で採用されていますが、ERPで収集されたデータの戦略的活用、、システム運用コストの適正化や、グループ子会社のシステム再構築等への取り組み課題があります。中堅企業においては、適正な範囲のシステム投資で、基幹システムを、業務の実態に合わせるべく、再構築のニーズが高まっています。
化学ソリューションのご提供
SAPで構築したシステムを、いかに安定的にローコストで運用するか、事業部展開をいかに円滑に実施するか、このようなニーズにお答えする為に、弊社はSAP「Global Technology Partner」として、富士通 - SAPコンピテンスセンター (FJCC) の技術的なバックボーンに基づき、上流工程から、アウトソーシングまでを含めたSAPソリューションをご提供しております。
また、柔軟な業務を支援するERPシステムとして、また、SAPユーザの原価ソリューションとして、「GLOVIA/Process C1」をご提供しており、製品別損益管理、取引先別損益管理など、業績向上の為に具体的なアクションが明確になる情報システムとして評価をいただいております。
さらに、サプライチェーン・マネジメント分野においても、最適な計画立案が可能な「GLOVIA/SCP」をご提供しており、装置業特有の製造装置別制約条件や、副産物を考慮した計画立案が可能なソリューションとして、ご採用頂いております。
そして、研究開発分野では、材料開発ソリューションとして、分子軌道法・分子動力学法などの計算化学シミュレーションをベースに、材料開発システムの企画/構築/運用を支援するとともに、材料分野の専門データベース(物性値、化学反応、安全性など)と連携した、新材料情報探索システムを構築致します。
