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Fujitsu

Japan

Poynting for Microwave 解析事例
飛翔体モデルの散乱断面積解析

飛翔体に平面波を照射した場合を想定した散乱断面積解析の事例を紹介します。

解析モデル

飛翔体 長さ  3.1m
直径  13cm

(材質: 2.2e+7[S/m](本体), PEC(安定翼))

解析モデル

モデリング

解析領域  3.4m × 0.6m × 0.6m
格子数  680 × 120 × 120 (980万格子)
格子サイズ  5mm (~λ/20程度)
解析時間  40ns
 Δt=9.44[ps], 4238ステップ
波源  立体波源 (3GHz, 水平偏波, -X方向)
境界条件  PML吸収境界条件

解析モデル

解析モデル

リファレンスモデル

リファレンスモデル
  • 解析領域から飛翔体を取り除いたリファレンスモデルを別途作成します。リファレンスモデルには入射波電界波形を出力します。
  • 解析・リファレンスモデルとも遠方界計算のための等価電磁流源を出力します。放射体(飛翔体)を囲むような直方体領域を指定します。

立体波源とは

立体波源は、直方体形状の三次元領域を指定して同領域内に一様な平面波を励振する波源です。限られた領域内で回折の影響を受けることなく一定の平面波を励振することができます。また平面波の進行方向を任意に指定することも可能です。

立体波源
立体波源

計算結果

飛翔体付近の近傍電界

飛翔体付近の近傍電界

飛翔体付近の近傍電界(差分)

飛翔体付近の近傍電界(差分)

散乱断面積(3GHz)

散乱断面積(3GHz)

まとめ

立体波源は限られた解析領域のなかで回折の影響を受けずに一様な平面波を励振する必要があるケースに有効です。


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