Poynting for Optics
製品概要
Poynting for Optics
電磁波解析ソフトウェア Poynting for Optics (ポインティング フォー オプティクス)は、光学解析のための様々な機能を装備したシミュレーターです。 FDTD法(補足1)を用いたソルバーと操作性に優れたグラフィカル・ユーザ・インターフェースが、研究・開発業務を強力にサポートいたします。
特長
- FDTD法を採用しているため、計算精度が高く、しかも適用範囲が広いシミュレーターです。
- 不均一なグリッドを使用できるため、必要に応じて部分的に微細なグリッドを自由に設定でき、高い計算精度を保ったまま効率の良いシミュレーションを実現することができます。
- 光の波長帯での金属媒質モデルに対応しており、近接場光(補足2)応用で重要な表面プラズモン増強(補足3)などの現象を計算できます。
- 様々な波源モデルを装備し、偏光、入射角度、開口形状、入射強度分布、レンズ使用など、光学分野固有のパラメーターが設定できるので、実用的な解析が可能です。
- 様々な3次元CADデータをインポートすることができます。
機能
- 計算モデルの作成、差分グリッドの自動生成、境界条件・媒質条件・波源の設定などをポップアップウィンドウ形式で行う機能。
- FDTD法、ADI-FDTD法、HOI-FDTD法を用いた電磁波解析機能。
- 近傍電磁界および電磁流を算出する機能。
- 遠方電磁界(放射界、散乱界)を算出する機能。
- 透過係数、反射係数を算出する機能。
- 上記の計算されたデータを2・3次元グラフィクスで可視化する機能。
用語解説
ADI-FDTD法
HOI-FDTD法
操作画面
モデル作成画面
操作画面アニメーションがご覧になれます。 ウィンドウサイズを大きくしてご覧ください。 (Gifイメージ 大きさ:960×745 サイズ:4,064KB)
(補足1)FDTD法:電磁波の挙動をコンピュータで計算する手法の一種で、Finite-Difference Time-Domain Methodの略称です。Maxwell方程式を時間と空間について差分法で解きます。
(補足2)近接場光:光の波長より小さい領域で支配的な役割をする光の局在成分です。
(補足3)表面プラズモン増強:金属表面の電子によって電場が増強される現象です。
適用事例
Poyntingを、実際の問題に適用した解析例です。
フォトニック結晶によるスーパープリズムおよびスーパーレンズ効果
フォトニック結晶による負の屈折率によるスーパープリズムおよびスーパーレンズ効果の解析事例です。
フォトニック結晶の透過特性解析
フォトニック結晶の透過特性解析の事例です。
光ファイバープローブモデルの熱解析
光ファイバープローブモデルの熱解析の事例です。
光ファイバーの解析
光波長領域にも適用が可能で、光強度分布、電界振幅、電界位相を求めることができます。
散乱解析
散乱界を算出し、散乱断面積を計算できます。
フォトニック結晶光導波路
フォトニック結晶を用いた光導波路の解析ができます。
プラズモン集光器
シリコン基板の表面に金をコーティングし、さらに金の半球を円弧状に配したプラズモン集光器の解析ができます。
光学薄膜
光学薄膜の計算で良く用いられる「特性マトリックス法」では不可能な光学薄膜における光の振る舞いを可視化できます。
フォトニック結晶方向性結合器
フォトニック結晶を用いた方向性結合器の解析ができます。
多層球への電磁波照射
VOXEL形式の3次元形状データを取り込み解析できます。
回折格子
屈折率に周期的な分布を持つ回折格子の解析事例です。
移動光源で照射された薄膜の熱解析
突起パターンを持つ薄膜の熱解析の事例です。